たかが印鑑 意外と知らない業界情報

たかが印鑑とバカにはできません。
されど印鑑です。

 

印鑑そのものをとっても実に奥深いです。

 

そもそも日本は珍しい印鑑国家ですし
古来より自分を印鑑に投影し、吉凶を重ね合わせて
大切にしてきた民族です。

 

小さな印鑑ですが実はその存在は大きいと言えます。

 

ただその印鑑に関しては、トラブルが絶えず
高額なものをだまされて買わされたり、

 

スピリチュアルな面を利用して、不運が続くのは
印鑑が悪いと不安をあおったりという話もよく聞きます。

 

 

最近は気軽に安く作成できたり、ちまたにも
印鑑ショップがあちこちにできて身近に感じたりも
してきました。

 

そこでたかが印鑑とは言え、実は意外と知らない印鑑に関する
業界のことやその印鑑の業界について触れてみます。

 

そういう面を知れば、安心もできるでしょうし
不安もなくなるでしょう。

 

 

■開運印鑑
よく雑誌や新聞のチラシで開運のために印鑑を作りませんかと
いうのをよく見ます。

 

そういう印鑑の中に機械掘りなのに
手彫りや手仕上げと偽っているとこをもあります。

 

それが手彫りなどが高額なる理由として謳っていた場合に
実は機械掘りだったということがあるようです。

 

手彫り、手仕上げ、機械掘りをキチンと分けているかも
判断基準になります。

 

いわゆる開運商法的な商法がまかり通っているのも
この業界にありがちなことです。

 

印鑑と開運は切っても切り離せませんし
そういう面があることは良いのですが、全てが全てを
信用することはできないということです。

 

雑誌で「これを持てば金持ち」とか「女性にモテモテ」、
「ギャンブル負けなし」「身に着けたとたんに宝くじが当たった」
等々いかにもという感じのものがあります。

 

例えばパワーストーンとか、ペンダントとかに多いです。

 

印鑑も同様であからさまな開運を印鑑ひとつに期待するのは
間違いのもとと考えるべきでしょう。

 

確かに、字画や家相、手相など運勢にまつわる様々な
鑑定や考え方があり、そういう面がないということは
ありませんし、否定するつもりはありません。

 

しかし、すべての吉凶が印鑑ひとつでどうにでもなるという
考え方は危険です。

 

要素のひとつとして考えた方がよいでしょう。

 

中には本気で開運を信じて購入する人もいますが
それを購入して万事うまくいくなら苦労はありません。

 

また○○協会や○○組合などに所属などと謳って公共的な信用性を
アピールする場合も、その協会や組合が存在しているか
調べてみるのもよいでしょう。

 

架空の組合などを謳っている場合もあるので注意しましょう。

 

 

■手彫り・手仕上げとは

 

上記で手彫り、手仕上げ、機械掘りと記載しましたが
手彫りとはその名の通り、一文字ずつ手で彫り仕上げられて
いるものです。

 

手仕上げは手彫りと混同されることもありますが
手仕上げというのは、粗削りの工程などを機械で彫り、
字入れや仕上げ工程を印刀などで仕上げるものを言います。

 

機械掘りは、文字をパソコンなどに入力し、
機械で彫るものをいいます。

 

一部人の手を入れているところもありますが、それを手仕上げと
謳っている場合は注意が必要です。

 

 

このように作成工程にも大きく違いがありますので
知っておいて損はないでしょう。

 

中には機械掘りなのに手彫りと信じて持っている人も
いるかもしれません。

 

しっかりとこのあたりを明確にしているショップを選択しましょう。

 

最近のネット等で購入できる印鑑が手仕上げを採用していることが
多いです。

 

粗掘りは機械で行うことで作成時間の短縮を図り
印影の作りこみと仕上げを人の手を入れているというやり方が
一般的です。

 

 

しかしほとんど機械で彫って、手仕上げと謳うために
少し人の手を入れるというところもありますので注意しましょう。

 

印影などを確認できると安心できますね。

 

 

■激安の理由

 

激安を前面にしたショップも多いですね。
もちろん安く購入できるにこしたことはないですが
安ければいいという観点で購入するのも注意してください。

 

やはり粗悪な印材を使用していることもあります。

 

例えば彫り損じを再利用したりといったことを
行っているところもあります。

 

彫り損じた面を削って再度文字を入れるというケースです。
廃材を利用するので安くできますね。

 

さらに印材の品質が良くない場合は、ひび割れなどの
原因になります。

 

激安だけで判断すると失敗のもとです。

 

また素材そのものを偽っているケースもあります。
なかなか素材の違いは見分けられません。

 

例えば柘素材でも、柘であれば薩摩本柘等が良く使用されます。
しかし海外の安いあかねなどを使用していることもあります。

 

結局そのショップを信用するしかありませんが
やはりお店の姿勢や実績が判断基準になります。

 

サイトなどはできるだけ読み込むようにしましょう。

 

また作成時において、価格だけでなくそのショップの
実績とともに、印材なども含め選択肢がたくさんあるところが
いいのではないでしょうか

 

印鑑はそうそう作る機会のあるものではありません。
それだけに失敗は避けたいところです。

 

噂やキャッチコピーだけに惑わされないで、わからないことが
あれば電話等で質問などをしてみることも大切です。